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ベンジーは木のにおいをかいでいた
クエンティンは鐘の音をきいていた
キャディは蛍の数をかぞえていた
1920年代末、アメリカ。
実験的手法を持って、文学永遠の課題を描いた名著が誕生した。
2021年、日本。
奪われた<声>を詩劇として、再び立ち上げる。
ディープサウスの墓場から記憶を求め去り行く家族の
性と別離
そして願わくは、冒険の物語として。
本企画主宰の万里紗は「舞台芸術を未来に繋ぐ基金」の助成を受けています。
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